コロナ禍と21出版春闘②(出版研究室から[45])

コロナ禍と21出版春闘②(出版研究室から[45])

出版産業では、コロナ禍が倒産を加速させたとか、コロナ禍を理由に賃金・労働条件の切り下げが横行したとは聞いていない(フリーランスからの労働相談は増加傾向)。本題に入る前に、今月も産業動向を見ていこう。 帝国データバンクのニ […]

コロナ禍と21出版春闘①(出版研究室から[44])

コロナ禍と21出版春闘①(出版研究室から[44])

出版産業におけるコロナ禍の影響の分析は急務だ。先をどう読むかに直接かかわるからである。巣ごもり需要と言われるが、長いトンネルを抜けたかのような売上げ回復と「出版ブーム」が起きていることは事実だ。 ところで、民間企業は業績 […]

書籍は長く売るものだから(出版研究室から[43])

書籍は長く売るものだから(出版研究室から[43])

4月1日より、一般消費者向け小売店店頭で、総額表示による販売義務化が開始される。期限が迫るなか書店では、店頭設置期間がおおよそ定まっている定期刊行物は税込価格が表示されているが、ほぼすべての書籍は未だ税別表記となっている […]

気づきの宝庫 出研集会web公開中(出版研究室から[40])

気づきの宝庫 出研集会web公開中(出版研究室から[40])

昨年一年を振り返ることは簡単だった。世相は一色であり、産業も働き方も、ものみなすべてがコロナ禍というシングルイシューで片付いた。おうち時間拡大で出版産業に追い風が吹いたという。かの鬼滅現象ですら、コロナでなかったらここま […]