山村に越して見えた光景(出版研究室から[34])
コロナの渦中、緊急事態宣言の直前に八ヶ岳北麓の山村・原村に転居した。ここを出版研究室「原村分室」として、筆者に課せられたのは先輩たちより寄贈された資料の分類、整理などであった。しかし、東京ナンバー車では近隣の視線を気にし […]
コロナの渦中、緊急事態宣言の直前に八ヶ岳北麓の山村・原村に転居した。ここを出版研究室「原村分室」として、筆者に課せられたのは先輩たちより寄贈された資料の分類、整理などであった。しかし、東京ナンバー車では近隣の視線を気にし […]
5月25日の夜に行われた緊急事態宣言全面解除の記者会見で安倍首相は、「感染防止を徹底しながら、同時に社会経済活動を回復させていく」という「新たな日常」のために必要だとして、「接触確認アプリ」の6月中旬導入を示した。 この […]
コロナ禍で本の売り上げが伸びている。ドリルに児童書、そして一般書も。絵本の4月の売り上げは昨年同期の約4倍。休校の影響は大だ。電子図書館サービスの貸し出し実績も255%(TRC調べ)を記録したほか、電子コミックの期間限定 […]
出版研究室(原村分室)橘田源二 いま、出版関連産業は苦境にある。コロナ禍でリモートワークやおうち時間が増えて、その余波で売れた書籍もある。棚の工夫で売り上げを伸ばしている書店が話題になったりする。しかし、書籍、雑誌の売り […]
読売新聞12月7日付のオンライン版で見つけた記事が気になりました。見出しは“政府がAI婚活を後押し、希望合わなくても「自分に好意抱く可能性ある人」提案”。内閣府の政策「子ども・子育て支援」の中に「少子化対策」があるのです […]
最近Webメディアで、出版界や本を紹介する記事を目にすることが多い気がする。気のせいだろうか?12月16日には、「TikTokが『#本の紹介』を開催」という記事を目にした。 どっこい、紙も負けていない。雑誌は、コロナ禍で […]
新型コロナウイルスの感染が、全世界に広まる中、2020年3月21日付発行の「図書新聞」の広告に目を引かれた。出版社・共和国が出稿した「緊急事態宣言」を含む法改正について断固反対する内容である。「『緊急事態』なのはかれらで […]
最近、これは気をつけねば! と思ったこと。 卯城竜太さん(芸術家集団「Chim←Pom」メンバー)の記事を読んでたら「市民と権力から非国民と糾弾されたゲン(『はだしのゲン』)の父の方が、後から見るとまっとうだった。そこか […]
出版研究室では、毎月、出版や出版労連の運動に関係する(と判断する)あらゆる問題をいろんな角度から論じ研究につなげている。 さる1月12日に始まった通常国会で安倍首相はご都合主義よろしく、桜とIRについてはダンマリを決め込 […]
2020年は「出版の危機」のど真ん中になるだろう。経済的と文化的の両面からそう考える。 前者は、全産業的問題となっている「物流危機」の出版における流通の危機である。昨年末に開かれた出版流通改善協議会主催の「『再販関連』説 […]