授業での公衆送信と補償金の話(出版研究室から[47])
2021年4月から授業目的公衆送信保証金制度がスタートしました。ものすごーく簡単にいうと、授業で著作物をネットワーク上で配布等する際、この制度を利用して補償金を払えば個別申請なしで原則OKになった、ということ(詳しい制度 […]
2021年4月から授業目的公衆送信保証金制度がスタートしました。ものすごーく簡単にいうと、授業で著作物をネットワーク上で配布等する際、この制度を利用して補償金を払えば個別申請なしで原則OKになった、ということ(詳しい制度 […]
2017年3月21日、政府は「組織犯罪処罰法改正」案を閣議決定した。それは、2020年開催を控えた東京オリンピック・パラリンピックを標的にしたテロ対策のためだと言われ、「テロ等準備罪」なる言葉でイメージが作られていった。 […]
出版産業では、コロナ禍が倒産を加速させたとか、コロナ禍を理由に賃金・労働条件の切り下げが横行したとは聞いていない(フリーランスからの労働相談は増加傾向)。本題に入る前に、今月も産業動向を見ていこう。 帝国データバンクのニ […]
出版産業におけるコロナ禍の影響の分析は急務だ。先をどう読むかに直接かかわるからである。巣ごもり需要と言われるが、長いトンネルを抜けたかのような売上げ回復と「出版ブーム」が起きていることは事実だ。 ところで、民間企業は業績 […]
4月1日より、一般消費者向け小売店店頭で、総額表示による販売義務化が開始される。期限が迫るなか書店では、店頭設置期間がおおよそ定まっている定期刊行物は税込価格が表示されているが、ほぼすべての書籍は未だ税別表記となっている […]
図書館資料のデジタル送信サービスに関して、法改正の議論が進んでいる。一定の制限を設けていた図書館蔵書のオンライン送信に係る法改正で、著作物の種類(絶版か、現在流通しているものか)によって制度の運用は異なる見込みだ。 絶版 […]
コロナ禍、日本中が外出を自粛し、自宅が職場になっている。そのリモートワークでも、評価制度で管理されている実態があるという。この状況下、「おうち時間の過ごし方」でいくつかのデータがある。上位はネットゲームやストレッチなどで […]
昨年一年を振り返ることは簡単だった。世相は一色であり、産業も働き方も、ものみなすべてがコロナ禍というシングルイシューで片付いた。おうち時間拡大で出版産業に追い風が吹いたという。かの鬼滅現象ですら、コロナでなかったらここま […]
「2020年は『出版の危機』のど真ん中になるだろう」。これは、本機関紙2020年新年号の本コラムの書き出しである。 突如襲ってきた新型コロナウイルス。それは人間の社会活動すべての領域にわたって「禍」をもたらした。数字上、 […]
編集者って、どんなことするの? そう聞かれると、意外に説明が難しい……と思っていたら、ヒントがここに! 「記者というのは、自分の記事がどう受け取られるかまで予測できません。できるのは、証拠を積み重ねて、読む人が『オーセン […]