危険水域をどう脱するか(出版研究室から[27])

危険水域をどう脱するか(出版研究室から[27])

出版関連産業は新たな危険水域に?――出版社の倒産が続いた今年、全国紙が業界の苦境を報じた。出版流通では公取委の関与で大手二社の協業化=合理化が進んでいる。書店が1軒もない地方都市が増えている。帝国データバンクの調査で10 […]

分断に臆さず 思考止めず(出版研究室から[26])

分断に臆さず 思考止めず(出版研究室から[26])

「あいちトリエンナーレ2019『表現の不自由展・その後』」が一旦中止に追い込まれた問題は、不自由だとすら言えない日本の言論情況を露呈しただけではすまなかった。MICと出版労連が早い段階で声明を発して抗議の意思表示をしたほ […]

本屋が「自由」をつなぐ(出版研究室から[25])

本屋が「自由」をつなぐ(出版研究室から[25])

毎月行われる出版研究室の討議では、出版業界の問題だけでなく、国内外の政治や人権問題なども、重大なテーマとして扱っている。 ここ数ヵ月間、逃亡犯条例改正案に、激しい抗議デモ活動をくり広げた香港市民たち。先月初めに、改正案の […]

コンビニからアダルト誌が消えた(出版研究室から[24])

コンビニからアダルト誌が消えた(出版研究室から[24])

この夏コンビニエンスストアの店頭からアダルト誌が消えた。当初コンビニ各社は9月以降店舗からの撤去を発表したが、前倒しした社もあり大半の店ではゴールデンウィーク明けから徐々になくなっていった。いち早く取り組んだミニストップ […]

「事実」が語る「情報の重さ」(出版研究室から [23])

「事実」が語る「情報の重さ」(出版研究室から [23])

4年ほど前になるが、児童文学者の山中恒さんのご自宅の書庫で、戦前から戦中、戦後に渡る貴重な書籍や、一目で歴史的に価値があると分かる手書きの文書など、膨大な資料を見せていただいたことがある。後に、作家で評論家の保阪正康さん […]

コンビニの食品ロスと本の返品(出版研究室から[22])

コンビニの食品ロスと本の返品(出版研究室から[22])

コンビニの食品ロスを減らすニュースを聞いてふと「返品抑制に応用できたり……?」と思った。だって比べてみると……。 ・コンビニ 大手コンビニは値引きしないのが基本。でも品切れによる売る機会を逃さないために「捨てる前提」の商 […]

大手取次協業化の影響は(出版研究室から[20])

大手取次協業化の影響は(出版研究室から[20])

出版業界で読まない人はいない業界誌『出版ニュース』が3月末で休刊となった。1949年11月の創刊から70年だが、出版業界の盛衰の象徴ともいえる(発行人・清田義昭氏には研究室のアドバイザーとして大変お世話になっている)。 […]