言葉と文字を考える(下)(出版研究室から[7])
財務省が森友学園との交渉経過を記した決裁文書の改ざん問題が、政権を揺るがす問題に発展している。 前回のこの欄で公文書管理法に触れたが、公文書管理法は行政の行為を記録として残すことを目的としている。つまり、正確な記録を残す […]
財務省が森友学園との交渉経過を記した決裁文書の改ざん問題が、政権を揺るがす問題に発展している。 前回のこの欄で公文書管理法に触れたが、公文書管理法は行政の行為を記録として残すことを目的としている。つまり、正確な記録を残す […]
1月22日から通常国会が開会した。現在、予算委員会で審議が行われているが、政府・与党が重要法案と位置付け、今国会での提出及び成立を目指している「働き方改革関連法案」をめぐり、野党が政府を厳しく追及している。この追及のきっ […]
出版研究室が産業のあり方だけでなく、表現活動の視点からも政治や社会の動向に注目していく必要があると考えていることは、既にこの欄で述べている。そこで、表現活動の視点から、言葉と文字について考えてみたい。 私たちにとって言葉 […]
前号で研究室設立後の話題、注目すべき事例を紹介したが、出版ニュース恒例の10大ニュースのトップにはマガジンハウスの『君たちはどう生きるか』が選ばれた。1937年の出版。以来、加筆訂正や版元も変遷した。80年を経てマンガ版 […]
「本が売れない」に始まった出版不況は、雑誌の超不振で決定的なものになった。加速度を増す業界の崩れ方は、出版関連業界の連携のほころびや、バランスが崩れていることに端的に現れている。 2017年も出版業界ではさまざまなことが […]
出版労連は言論・出版・表現の自由を守り、出版物をとおして平和や文化を発展させる運動をしている。先日の出研集会では【出版産業「崩壊」の危機を超えて~】をテーマに掲げた。出版研究室は厳しさが増す産業のあり方を研究しているが、 […]
出版研究室が開設して半年が経過した。出版労連本部の一番奥まった一角(ユニオン、ネッツなどの部屋)の机に出版レポート、教科書レポートや出版年鑑などを置いてスタートした。 まずは資料を揃えたところだが、並べるとあらためて研究 […]
出版労連は今年(2018年)で60周年を迎えました。前身は1953年に発足した出版労懇ですが、1958年の出版労協立ち上げを起点にしています。 8月に記念誌『風と言葉と出版』を発行しました。その中に、「表現の自由」に関す […]
出版労連・出版研究室は「憲法と表現の自由を考える出版人懇談会」(略称・出版人の会)という、憲法なかんずく21条の形骸化に危機感をもった出版人が集まってできた会の事務局的な役割を務めています。2007年に立ち上げた会です。 […]
分科会 時間:18:30~20:30 ①10/ 5(金)「『書店を歩く』ことから視えてきたもの」(会場・出版労連会議室) 講師・長岡義幸さん(インディペンデント記者) 聞き手・伊豆野 潔(出版・産業 […]