TPP11、EPAと憲法21条(上)(出版研究室から[17])
昨年10月のこの欄で「GDPRと情報銀行」に触れた。諸外国との通商が個人情報の管理に深く関係する事例として取り上げたのだが、今回改めて、TPP11とEUとのEPAを例に、憲法 21 条が保障する「言論・出版・表現の自由」 […]
昨年10月のこの欄で「GDPRと情報銀行」に触れた。諸外国との通商が個人情報の管理に深く関係する事例として取り上げたのだが、今回改めて、TPP11とEUとのEPAを例に、憲法 21 条が保障する「言論・出版・表現の自由」 […]
出版研究室は開設3年目を迎え、スタッフ一同決意を新たにした。 しかし、「新年おめでとう」と浮かれてはいられない。出版売り上げの下落は予想可能だが回復は見込めない。 昨年末、日販とトーハンが物流を協業化すると発表した。両社 […]
「出版研究室」。たいそうなネーミングだ……。先輩たちが構想した「出版研究所」に一歩でも近づけたいと2年前にスタートさせた。今年為した最大事は、ウェブサイトの立ち上げである。設立当初から、出版産業に関するあらゆることを研究 […]
2018年上半期(1月~6月)の出版物の推定販売金額が、出版科学研究所から発表されました。 紙の出版物の販売金額は6,702億円、前年同期比8.0%減で、マイナス幅がさらに拡大しているとのこと。内訳は書籍が3,810億円 […]
街頭に監視カメラが増え、ウェブ上には個人の様々な画像や映像が溢れている。SuicaやPASMOには個人の移動情報が記録され、それがモバイルと連携することで、プライバシーの拡散に拍車をかけている。いや、拡散ではなく個人情報 […]
出版研究室を立ち上げてから丸2年。遅ればせながらウェブサイトの開設にこぎつけた。出版労連が運動をつくる動力的組織だとすると、出版研究室は出版労連の産業課題へのとりくみを支える研究組織だ。出版界のあらゆる動向を察知し、長期 […]
構想から3年の出版研究室(以下、研究室)のスタートは2年前にさかのぼる。出版産業の問題の多さ、深さ、重さ、そして変化の早さとも関係して、昨日見ていた業界の景色と今日のそれは違っている、ということが往々にしてある。変化とい […]
取次の非正規労働者の18春闘が終結した。前号で紹介したSLAとコバヤシユニオンズ(KU)の結果は、ともに厳しい内容であった。 SLAは時給500円の賃上げと一時金を要求した。結果はゼロ回答で終結した。KUは、有給休暇取得 […]
出版研究室は、出版に関するあらゆる問題の調査・研究を目的として立ち上げたものです。HPの開設が遅れていることもあり、この紙面を借りて、最近訪問取材した出版流通代行会社について報告する。 出版流通代行業と聞いて、出荷にかか […]
財務省が森友学園との交渉経過を記した決裁文書の改ざん問題が、政権を揺るがす問題に発展している。 前回のこの欄で公文書管理法に触れたが、公文書管理法は行政の行為を記録として残すことを目的としている。つまり、正確な記録を残す […]