人生100年の友は(出版研究室から[16])

人生100年の友は(出版研究室から[16])

出版研究室は開設3年目を迎え、スタッフ一同決意を新たにした。 しかし、「新年おめでとう」と浮かれてはいられない。出版売り上げの下落は予想可能だが回復は見込めない。 昨年末、日販とトーハンが物流を協業化すると発表した。両社 […]

業界に風、起こしたい(出版研究室から[15])

業界に風、起こしたい(出版研究室から[15])

「出版研究室」。たいそうなネーミングだ……。先輩たちが構想した「出版研究所」に一歩でも近づけたいと2年前にスタートさせた。今年為した最大事は、ウェブサイトの立ち上げである。設立当初から、出版産業に関するあらゆることを研究 […]

GDPRと情報銀行(出版研究室から[13])

GDPRと情報銀行(出版研究室から[13])

街頭に監視カメラが増え、ウェブ上には個人の様々な画像や映像が溢れている。SuicaやPASMOには個人の移動情報が記録され、それがモバイルと連携することで、プライバシーの拡散に拍車をかけている。いや、拡散ではなく個人情報 […]

ウェブサイト開設!(出版研究室から[12])

ウェブサイト開設!(出版研究室から[12])

出版研究室を立ち上げてから丸2年。遅ればせながらウェブサイトの開設にこぎつけた。出版労連が運動をつくる動力的組織だとすると、出版研究室は出版労連の産業課題へのとりくみを支える研究組織だ。出版界のあらゆる動向を察知し、長期 […]

自由求め、つながり抗う(出版研究室から[11])

自由求め、つながり抗う(出版研究室から[11])

構想から3年の出版研究室(以下、研究室)のスタートは2年前にさかのぼる。出版産業の問題の多さ、深さ、重さ、そして変化の早さとも関係して、昨日見ていた業界の景色と今日のそれは違っている、ということが往々にしてある。変化とい […]

言葉と文字を考える(下)(出版研究室から[7])

言葉と文字を考える(下)(出版研究室から[7])

財務省が森友学園との交渉経過を記した決裁文書の改ざん問題が、政権を揺るがす問題に発展している。 前回のこの欄で公文書管理法に触れたが、公文書管理法は行政の行為を記録として残すことを目的としている。つまり、正確な記録を残す […]