京都と名古屋からジュンク堂書店が消える!

ジュンク堂書店の京都店と名古屋店が閉店へ!(京都新聞112日)

 

京都で一番の賑わいをみせる四条通りにあるジュンク堂書店京都店が2月末をもって閉店するという。歯止めのかからない書店の減少の一つといえますが、商業的な意味だけでなく、文化の危機とも言われる出版業界の絶不調の象徴のようです。この間、全国各地方ごとに存在感を示していた地元の有力書店がさまざまなかたちで消えたり経営権が移ったりしているニュースを目にしてきた。ナショナルチェーン店の閉店も然り。

 

町の本屋さんが消えていくニュースは後を絶たない。「毎日使ってる最寄駅を降りた時、ふと気づくと書店がなくなっている」。そんな話を耳にすることが珍しくなくなった。しかし思い起こせば、大型店の増床、ナショナルチェーン店の新規出店は、Amazonの伸長とともに、町の本屋さんの経営を圧迫している原因と言われてきたのではなかったか。

 

多くの人が集まる町中の大型書店が閉店に追い込まれていく産業とは何なのだろう。新しく何かが起きているのだろうか、あるいはこれまでの何が進行しているのだろうか。

 

注意深く、しかし早急にそこを見ていくことが大事だ。ちなみにジュンク堂書店は名古屋店も京都店と同時に閉店とのこと